「年金手帳」廃止になります。
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国民年金の加入者であれば、誰もが持っている年金手帳が2022年4月以降に廃止になることが決まりました。今まで、大切に保管していた「年金手帳」はもう必要ないのでしょうか。
1997年に国民年金と厚生年金の記号番号が一本化され、一人一人が「基礎年金番号」を持つようになり、それ以降の加入者は<青色>の年金手帳を持っています。その前が<オレンジ>その前が<茶色>と、年金手帳の色で加入した年代がわかるようになっていました。
青色以外の年金手帳は基礎年金番号への統一が済んでいないものも一部あるため、念のため「基礎年金番号通知書」「ねんきん定期便」」(2016年4月から2017年3月発送分)を確認しましょう。
年金手帳には以下の情報が記載されています。
◆基礎年金番号
◆国民年金の種別
◆厚生年金保険の加入・脱退記録
等のとても大事な情報が記録されています。それなのに、なぜ今になって廃止されるのでしょう。
それは「マイナンバー」の交付です。
今までは年金制度の手続きには「基礎年金番号」が必須でしたが、マイナンバーが導入された今、必要な情報は全てマイナンバーによってシステム管理されるようになり年金手帳の必要性がなくなってきています。2022年4月以降は「基礎年金番号通知書」が送付されてきます。もちろん、現在お持ちの年金手帳も利用することができますが、2022年4月以降、年金手帳を紛失されても再交付される事はありません。もし現在、年金手帳を紛失されているのであれば、再交付を依頼されてみてはいかがでしょうか。
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