情報システムの重要性が高まる中、システム運用体制の整備が急務

厳しい経営環境が続く中、企業には、経営資源配分の選択と集中が一層求められています。企業の情報システムでは、その重要性が益々高まり、トラブルによる機会損失や信用失墜を防ぐため、システムの安定稼働と信頼性向上が重要なテーマとなっています。情報システム部門には、最小のコストで、最大の付加価値を生み出すシステム開発と運用が求められているのです。
一方で、情報システム部門の実務現場に目を向けると、システム運用保守に多くの時間を奪われ、業務分析やシステム企画をはじめとした高付加価値業務の時間を確保できないケースが多く見られます。情報システム部門にとって、システム運用保守の工数削減と、利用部門へのサービスレベル向上は、重要な命題となっているのです。
しかし、工数削減の面では、運用状況の共有が徹底せず業務の可視化が不十分、運用ルールや管理形式が不統一、ヘルプデスクや情報システム関連会社との連携が不十分など、システム運用プロセスの最適化に課題を抱えている企業が少なくありません。また、利用部門へのサービスレベル向上については、 問い合わせに対する回答が未共有、トラブルの恒久対策や再発防止策の実施状況が把握できていない、システムや基盤ごとに最適なサービスレベルが未設定など、システム運用体制の整備が急務となっています。

情報システム部門の声に応えて、マネージメントプロセス管理機能や外部連携機能を強化

従来の「ZeeM サービスデスク」は、ITILに基づくシステム運用管理ソリューションとしてご好評を頂き、2008年7月の販売開始以来、売上高は年平均約2倍で成長してきました。今回リニューアル版では、お客様からのご要望を反映して、ITILをはじめとする各種マネージメントプロセスに対応できる柔軟性、システム運用の統合ポータル化を実現できる外部システムとの連携性、FAQや顧客一覧・契約一覧などをライブラリ化できる共有性を強化しました。これにより、ITサービス管理の効率向上と品質向上の支援を強化します。主な導入効果と機能強化の内容は以下の通りです。

販売について

「ZeeM サービスデスク」 リニューアル版は、本日より販売を開始いたします。価格は、月額25,000円からとなります。
なお、システムインテグレータ様向け、データセンター様向けの再販モデルもご用意しております。

クレオは、今後も、サービスデスクをはじめとした運用系ソリューションから、人事給与・会計などの基幹系ソリューションまで、業務の効率化と高付加価値化を実現し、企業の新たな価値創造を支援するトータルICTソリューションを提供してまいります。

エンドースメッセージ

三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
プラットフォームソリューション営業第二部 部長 八重樫佳邦 様

「新・ZeeM サービスデスク」の発表を歓迎致します。
近年、より複雑化する情報社会において、情報の共有、作業の効率化が課題となっております。
「新・ZeeM サービスデスク」は情報の管理・共有・伝達により業務の効率化を実現させる製品です。
当社の仮想化ソリューションとの連携により、さらに展開の幅が広がっていくことを期待しております。

機能構成図

「ZeeM サービスデスク」の画面例

● 担当プロジェクトの情報が一覧できるスタート画面

● 業務の特長やワークフローに合わせて表示されるインシデント（案件）詳細画面

● 画面項目などを自由に設定する管理画面

● 業務プロセスに応じて自動的に表示できる関連ライブラリウインドウ

● サービス管理の実績を集計できるレポート情報画面

エンドユーザー提供モデル

パートナー販売モデル