クレオ、会計システムソリューション
『ZeeM 会計』の最新版(BBS監修)を発表
~IFRSコンバージェンス「資産除去債務」対応機能を標準機能として提供~
-
株式会社クレオ(本社:東京都港区、代表取締役社長:土屋 淳一、以下クレオ)は、法人向け会計システムソリューション 『ZeeM (ジーム) 会計』の最新版を発表いたします。最新版では、IFRSコンバージェンス「資産除去債務」対応機能を標準機能として提供いたします。また、経営戦略に必要となる財務情報を柔軟に検索できる新機能と、仕訳データ連携機能をはじめとしたお客様からのご要望を中心に、30項目以上の機能強化を行いました。本最新版は、会計に関わる40余年のコンサルティング実績をもつ株式会社ビジネスブレイン太田昭和(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石川 俊彦、以下BBS)が監修を行いました。
『ZeeM 会計』の最新版は、2010年3月31日(水)より出荷を開始いたしました。 - 業務システムからのデータ受け入れ処理および自動仕訳が可能
- 自動仕訳エンジンによるデータ取込機能により、上流システムでの仕訳データの作成が不要
- ノンプログラミングで、自動仕訳の設定が可能
- 株式会社ビジネスブレイン太田昭和について http://www.bbs.co.jp/
-
1967年の創業以来、経営・業務コンサルティングに関するサービスを提供。戦略会計分野を中心に、確固たるノウハウと実績に裏打ちされたコンサルティングと先進のITソリューションを両輪として、お客様の利益創出に貢献しています。
- ZeeM について https://www.zeem.jp/
-
クレオは、人事給与パッケージ・会計パッケージをはじめとした企業の基幹業務を支える総合的なソリューションにより、お客様が直面する課題を共に解決し、16年に渡って信頼と実績を築いてきました。ZeeMは、その過程で培った業務に関する実績とノウハウを盛り込み、人事給与・会計などの基幹系業務ソフトウェアからアウトソーシングまで、お客様のプロフェッショナルな業務を支援するトータルソリューションを提供しています。
- 株式会社クレオについて https://www.creo.co.jp/
-
クレオは、官公庁や企業向けにシステムを構築するシステムインテグレーション事業、人事給与・会計業務ソリューションをはじめとした法人向けプロダクトを提供するZeeM事業、「筆まめ」などのコンシューマ向けパソコンパッケージソフトの開発・販売を行うコンシューマ事業、キャリアを問わず最適なモバイルコンテンツソリューションを提供するモバイル事業を中心に事業展開しています。
- 関連リンク
経理部門を取り巻く課題
ワールドワイドでのボーダレスな企業競争が日常となった今日、企業がIFRSに対応していくことは、株主、お客様、取引先などあらゆるステークホルダーに向けて、不可欠な状況となっています。そのために、業務の高質化に対応できる、より信頼性に優れたエンタープライズ会計システムが求められています。
2010年4月以降始まる事業年度より、IFRSコンバージェンス対応項目のひとつである資産除去債務が適用されます。これにより、除去する可能性のある資産を保持している企業においては、資産除去債務を負債として計上するとともに、これに対応する除去費用を有形固定資産に計上する会計処理、および開示することが求められます。
IFRS コンバージェンス対応など経理業務の課題解決を実現
クレオの会計システムソリューション『ZeeM 会計』の最新版では、下記のように、IFRSコンバージェンス項目の資産除去債務対応機能の追加と、迅速かつ的確な経営判断に必要となる財務情報の活用・経理業務の効率化が図れる30項目を超える機能強化を実現しました。
有形固定資産の除去に伴う支出についての不可避的な義務が存在する場合に、その現在価値を負債に計上する割引計算と資産(取得価額)と債務(除去債務)にかかる両方の減価償却費の計算、さらに除去債務にかかる毎月の利息額を利息法にて算出することが求められます。『ZeeM 会計』では、これらの処理が自動計算できるようになり、経理業務の効率性が向上します。
豊富な標準帳票のデータを出力する機能は、お客様から高い評価を受けていますが、さらに伝票明細データや残高データを任意の条件で検索が可能となるため、データ活用の効率性が向上します。
このインターフェース機能は、ノンプログラミングで自動仕訳を設定できるため、上流システムでの仕訳データの作成が不要です。これにより、煩雑なマスタメンテナンスが無くなるため、月次の締め処理や決算処理など業務効率化が図れます。
BBS監修について
BBSは、会計を専門とするコンサルティング・ファームとして豊富な実績を持ち、特に、財務会計、管理会計に経営戦略を有機的に結びつけ、戦略を数値化することにより、その実現と可視化に長けています。また、IFRS対応においては、クレオと共同で、IFRS対応推進プロジェクトを発足。その40余年に渡る豊富なノウハウをもとに『ZeeM 会計』を監修いたしました。企業のIFRS対応にさらなる安心をもたらします。
提供開始日
『ZeeM 会計』の最新版は、2010年3月31日(水)より出荷を開始いたしました。
<参考資料>
■ 資産除去債務
資産除去債務の実施で想定される業務フローのうち、
以下のプロセスについて、システムにて対応。
■ システム連携-共通インターフェース機能
既存の業務システムや基幹業務パッケージとの連携が容易になります。
※「ZeeM」は、株式会社クレオの登録商標です。その他記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です。